統合アンプ#6の製作(PCM2704 DAC + 低電圧HPA + TDA1552Q SP)

会社の知人からの依頼で「統合アンプ No.6」を作ることになった。

入力はオーディオプレーヤーかPC USB DAC、出力はスピーカーに加えヘッドフォンが追加になった。

さて、どのように内部機器を構築するかがポイントになる。

・USB DAC : 性能的にはCS8414+TDA1543構成のNOS DACが優勢だが、「大きくてケースに入らない」
         今回は拙作PCM2704 DACを組み込むことにした。

・HPA     : ぺるけ式も候補だが、電源電圧とGNDレベル差の問題があり躊躇。
         これも拙作のトランジスタ差動式HPAを電圧アップして組み込む。

・SPアンプ : これは当然のTDA1552Qアンプに決まり。

【配置の検討】 左下が電源基板、右上がTDA1552Q SPアンプ、そして拙作のデスクリHPA、PCM2704 DACである。
          このような配置でタカチHEN110420ケースに収まるはず・・・
Tu_AMP_2-8

であったが、結局はこんな配置になった。HPA位置が2階建てでやっと収まりました。
Tu_AMP_2-3

【電源部】
Tu_AMP_2-5
電源にはACアダプタ16V-4Aを使用するが、デカップリングコンデンサ2200uF×4個、その後段にLCπ型LPFを
2段に設置した。
HPAには5Vの3端子レギュレータ(基板下)から負電圧レギュレータMAX660を使い±電源を生成。
この±5VをRCフィルタを通してHPAに供給するのだが、思いのほか電流が多くRは10Ωになった。
MAX660側の電圧低下が加わるのでその分+側のRを15Ωに増やして電圧バランスを取った。
結局、HPAへの供給電圧は±3.8Vとなった。

【HPA】 電源電圧UPに対応し定数変更
Tu_AMP_2-6
電池の±1.2Vを想定していたHPAであるので約3倍の電源電圧になった。
この回路の1.5k⇒4.7k、アイドル電流調整半固定抵抗を1k⇒10kに(アイドル電流は約30mA)変更した。
このアンプの歪率特性を計測したかったのであるが、製作するのがやっとで間に合いませんでした。

今後の定置型HPA構想もあるので、別途作って供給電圧と音質への寄与を評価したい。

【フロントパネル】前作よりも大分スッキリ、シンプルがやはりベストかな
Tu_AMP_2-1

さて音質はどうだったのかは後記します。
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【音質評価】 2011.2.11 追記
これまで作ってきた統合アンプに比較しての話で恐縮であるが、

スピーカーからの音は、総じて「明度が増した音、明るい音がします」12Vから16Vに電圧を上げた効果か。
 DACからの音は、切れの良さの中に丸さが感じられます。
 8cmバスレフSPにつないで聴いてみました。DACの低域特性UPもあり、今までに無い低域のふくらみがある。

ヘッドフォンからの音は、従前のシステム:音源(NOS DAC)、アンプ:ぺるけ式 に比較すると、「丸くなった」
 感じがします。
 これはDAC(PCM2704+LE49720)とHPA(トランジスタ差動式)の両者が合い持った結果かな。
 高域の切れが良い音がご希望の方には物足りないが、全体がふくよかで低域パワーある音がご希望の方は
 必ずGoodと言う音である。


さて、オーダーしてくれた方の評価を持ちましょう。



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2010/3/17 電子工作をプラスしました。

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