LH0032オペアンプを使ったミニ・メインアンプ
LH0032の素晴らしい音に惚れて、今度はミニ・メインアンプを作ってみた。
100×75mm基板にステレオアンプが納まるコンパクト版である。
初段は勿論LH0032だが、ドライバー回路に繋ぐとオフセットが出て調整不能。
仕方なしにカップリングコンデンサをとりあえず挿入してある。
ドライバーは2SC1815、2SA1015を使用した。
終段は手持ちの関係で30Wアンプに使った2SA1491/2SC5198です。
同じ終段使って、LH0032の音を比較したい意味もあります。
今日は電源を入れたら12時を過ぎていたので大きな音が出せない。
終段のアイドル電流が少し少ないので本調子ではないのだが、±7.5Vのレールスプリッター簡易電源で動かしてみた。
起動直後の総電流は約170mA程度、温まると220mA程度のミニアンプである。
(アイドル全流制御のダイオードがTrに付いていないので増加)
定数マッチングができていないが、約1~2W程度の出力でもパソコンディスク周囲や、精々六畳間程度で低音量でスピーカーを鳴らすには十分のようだ。
簡単なヒートシンクを付ければ発熱もそれほど多くないので、このままミニアンプとして使えそうだ。
肝心の音の評価は明日までお預けである。
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2011.12.10 深夜追記
定数と回路を一部変更し、±7.5V電源に対して±6V程度まで出力が出るようになった。
【バッテリー駆動です】
ヘッドホン回路では問題なかったが、この回路にしたらLH0032出力のDCオフセットが出てしまいました。よって暫定的にLH0032出力に2.2uFのカップリング・コンデンサが入ってます。
(回路図には入ってません。ご注意)
【回路図】
ドライバーから終段間にマイナーループの負帰還(R25,R30)をかけています。
これによって発振せずに安定してます。
【出力特性】 負荷抵抗 8.2Ω
青が入力:±0.35V、赤が出力:±6V ⇒ 約2.2Wの出力である
10k矩形波入力、安定してます。(入力に外乱ノイズあり)
【歪率】
3Wまで歪率はフラットです。あまり良好ではないが実用域である。
この辺は改良の余地がありそうだ。
【音】
ハンダコテを入れてしまったので未だエージング領域を脱していないが、
非常にダイナミックな楽曲が聴こえてきます。2.2Wながら出力も6畳間では十分です。
これはLH0032の特性が強く出ています。また、バッテリードライブの効果もあるでしょう。
まず、全体的には押し出しを強く感ずる音です。
バランス型ヘッドホンアンプで感じた饒舌感です。
低音の厚みがあります。
・・・・・深夜なのでこれ以上はまずいです。
明日に再評価です。それまではエージングです。
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2011.12.11 追記
エージング中のレールスプリッタ電源からリチウムイオン電池に替えてみた。
小信号しか入れてないのに、何かトランジスタの発熱が多い。
アイドル電流を測ってみると70mAを超えている。
どうしたかな?と思いながらも30mAに下げてみた。発熱は収まった
エージングが進んできたので音色も綺麗になったようだ。
低音もうるさいほどにしっかりと鳴る。かなりのパフォーマンスである。
中高音は潤いがありながらも綺麗に響きます。刺さる感じは全くなし。
電流を測ってみるためにレールスプリッタ電源に替えてみた。
6畳間で丁度良いかなという音量で鳴らしても85mA程度しか流れてません。
良く聴いてみると、(これ位の音量負荷ならば)リチウムイオンバッテリーで駆動しなくてもこの電源でも良いのではとも思います。
15VのACアダプタで試してみましょう。
100×75mm基板にステレオアンプが納まるコンパクト版である。
初段は勿論LH0032だが、ドライバー回路に繋ぐとオフセットが出て調整不能。
仕方なしにカップリングコンデンサをとりあえず挿入してある。
ドライバーは2SC1815、2SA1015を使用した。
終段は手持ちの関係で30Wアンプに使った2SA1491/2SC5198です。
同じ終段使って、LH0032の音を比較したい意味もあります。
今日は電源を入れたら12時を過ぎていたので大きな音が出せない。
終段のアイドル電流が少し少ないので本調子ではないのだが、±7.5Vのレールスプリッター簡易電源で動かしてみた。
起動直後の総電流は約170mA程度、温まると220mA程度のミニアンプである。
(アイドル全流制御のダイオードがTrに付いていないので増加)
定数マッチングができていないが、約1~2W程度の出力でもパソコンディスク周囲や、精々六畳間程度で低音量でスピーカーを鳴らすには十分のようだ。
簡単なヒートシンクを付ければ発熱もそれほど多くないので、このままミニアンプとして使えそうだ。
肝心の音の評価は明日までお預けである。
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2011.12.10 深夜追記
定数と回路を一部変更し、±7.5V電源に対して±6V程度まで出力が出るようになった。
【バッテリー駆動です】
ヘッドホン回路では問題なかったが、この回路にしたらLH0032出力のDCオフセットが出てしまいました。よって暫定的にLH0032出力に2.2uFのカップリング・コンデンサが入ってます。
(回路図には入ってません。ご注意)
【回路図】
ドライバーから終段間にマイナーループの負帰還(R25,R30)をかけています。
これによって発振せずに安定してます。
【出力特性】 負荷抵抗 8.2Ω
青が入力:±0.35V、赤が出力:±6V ⇒ 約2.2Wの出力である
10k矩形波入力、安定してます。(入力に外乱ノイズあり)
【歪率】
3Wまで歪率はフラットです。あまり良好ではないが実用域である。
この辺は改良の余地がありそうだ。
【音】
ハンダコテを入れてしまったので未だエージング領域を脱していないが、
非常にダイナミックな楽曲が聴こえてきます。2.2Wながら出力も6畳間では十分です。
これはLH0032の特性が強く出ています。また、バッテリードライブの効果もあるでしょう。
まず、全体的には押し出しを強く感ずる音です。
バランス型ヘッドホンアンプで感じた饒舌感です。
低音の厚みがあります。
・・・・・深夜なのでこれ以上はまずいです。
明日に再評価です。それまではエージングです。
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2011.12.11 追記
エージング中のレールスプリッタ電源からリチウムイオン電池に替えてみた。
小信号しか入れてないのに、何かトランジスタの発熱が多い。
アイドル電流を測ってみると70mAを超えている。
どうしたかな?と思いながらも30mAに下げてみた。発熱は収まった
エージングが進んできたので音色も綺麗になったようだ。
低音もうるさいほどにしっかりと鳴る。かなりのパフォーマンスである。
中高音は潤いがありながらも綺麗に響きます。刺さる感じは全くなし。
電流を測ってみるためにレールスプリッタ電源に替えてみた。
6畳間で丁度良いかなという音量で鳴らしても85mA程度しか流れてません。
良く聴いてみると、(これ位の音量負荷ならば)リチウムイオンバッテリーで駆動しなくてもこの電源でも良いのではとも思います。
15VのACアダプタで試してみましょう。