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ミニDCアンプ・その2 の製作

以前、金田式バッテリー式DCアンプの変形版で、ACアダプタ駆動のミニDCアンプを作ったが、ケース周りが大きく高額だったので、もっとローコストで小型のアンプ製作を考えていました。音楽好きで休日料理作りが趣味の友人に、台所でのBGMに使ってもらおうというのが発案・用途です。

そしてできたのがこれです。
回路図はほぼ同じ構成なので省略しますが、ドライバと終段のTrが異なります。

【外観】
DC_AMP_MINI_11  
携帯プレーヤーなどからの入力を考慮し前側に入力ジャックを付けてます。

テクニカルサンヨー製のアンプ専用プリントシールで文字を入れています。
黒ケース用の白文字だけですが、なかなか高品位な文字入れができます。

DC_AMP_MINI_6
ケースに定番・タカチのYM-150を使ってます。両サイドに2N3055トランジスタを2個づつ取り付けてあります。発熱はほとんど無いのでこれでOKです。でも、温度補償のサーミスタをTrに付けるとアイドル電流が変わりますのでそこそこ温度は上がっているようです。

トランジスタ外周にコレクタ電位(+7.5Vと0V)がかかるので、ショートしては大変です。
0.5tの穴明きパンチングアルミ板でカバーしています。(一番上の写真左右)

【内部】
DC_AMP_MINI_3
100mm×75mmの標準的な両面基板にエッチングして作ってます。前作は片面基板でしたが両面基板の方が実装度が上げられ、(外してしまいましたが)Tr4個のレールスプリッタが入っています。(下に見えるのが交換した電源、後ほど説明)

ボリュームは千石のローコスト50kAですが、ギャングエラー等も無く良好なので愛用してます。

【内部拡大】
DC_AMP_MINI_5
よく見ると、何と!、終段ドライバーに2SC959が使われてます。
いや、もったいない(これも後ほど説明します)

【歪率】
DC_AMP_MINI_1
歪率はヘッドホンアンプに比べあまり低くありません。
前作も同じようなレベルだったので改良が必要です。
もしかすると、インバーテッド・ダーリントン接続が良いかも・・・

以前と同じく0.3%程度のフラットな特性です。8Ω出力で2Wが限度です(振幅電圧は4.0Vrms)
(2Wでも私の6畳間ではガンガンとうるさいほどの音量が出せます)

【周波数特性】
DC_AMP_MINI_2
5Hz~200kHzまで全くフラットな特性です。これは素晴らしいです。


【製作顛末記】・・・以下、失敗を記した備忘録です。

実はこのミニアンプは製作に1ヶ月以上を費やしていました。
HPA v4の開発や時期バランス型ヘッドホンアンプ試行も絡んではいましたが、片手間で作れると踏んでいたのが災いしたのかなア。
DC_AMP_MINI_7
これに見えるは、実用されずにカットされた新品のトランジスタ群(他に2段目差動も・・・)

中段に見えるのが最初に搭載していた2SD78(ドライバ)、下段が次に交換した2SC756(ドライバ)、そして上段が真犯人の終段2N3055

顛末を全て話すと長いプロセスとなるので割愛するが(これが長かったのです。トホホ)

hFEを選別計測していた6Vでは正常に動いていた2N3055ですが、実動作環境で「ベース電圧が1.2Vかかっても電流が流れなかった」というトラブルでありました。

右チャンネルは正常にアイドル電流が流れるのに、左チャンネルのアイドル電流が全くゼロの状態でした。初段定電流を調整してもウンともスンともゼロのままです。

左右を比較して、初段差動増幅の電流もまずまず正常、2段目差動の回路電圧もまずまずのレベルなのに左だけ電流が流れません。(よく調べるとプラス側Trがネックでした)

--2012.04.25調査-----------------------------------------------------------
6Vを印加しても、コレクタ電流が全く流れない状態になっていました。
どこの時点で破損したものやらわかりません。やれやれ です。
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悲しいかな、パニックになって罪もないドライバを8個も付けては殺してしまいました。
思い余って2SC959を投入した次第である(ああもったいない)

電流のアンバランスでトランジスタ4個だけで構成したレールスプリッタの電圧分圧が不安定になり、Trが過熱しオシャカになりました。
DC_AMP_MINI_4
それで、この写真の「オペアンプを使って電圧を補正してくれる回路」に変更しました。
参考にした出展はこちらです。見事に安定しています。

・・・安定した電圧状態で、各部の電流と電圧を細かく左右比較で調べました。

すると、正常な右chの2N30055のベース電圧は0.61Vでコレクタ電流が15mA流れてます。
異常な左はベース電圧が1.2Vかかっているのにコレクタ電流ゼロ・・・ 結論は2N3055が変だ、となるまで3日かかりました。
電気(電子)の基本常識に欠ける私のこと故に、hFE計測でOKだったトランジスタを疑うのが遅れました。


・・・トラブル過ぎて完成してみると、昨夜がガアガアだった音も今はしっとりとしながらも、締った低音が効いた音を出してます。友人宅に行く前にしっかりとエージングしなければ。

綺麗な基板を作ってみようかな、などと考えてます。
ドライバーはメタCANトランジスタと通常Trも差し替えられるようにしておけば作りやすいでしょう。





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テーマ : オーディオ
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電気オンチが始めた自作オーディオです
2010/3/17 電子工作をプラスしました。

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