ヘッドホンアンプv3の8V化改造(その4:基板設計とLi-ion電池)

「v3の8V化改造」はいささか野暮ったいので、この際 「v5」 と名付けようかな。

基板を設計してます。

突としてですが、私のアンプ工作の先生はDC-DCインバータが好きでないそうです。

そのような方は多いかも。 その方はLi-ion電池をお使いになるかもしれませんね。
(と、本人が言われてました) ・・・強引なテーマ入りですね(笑)

そんなわけで、Li-ion電池をセットしてみました。
HPA_v5_1

単三型Li-ion電池LC14500を2個接続しました。初期電圧4Vですので、±4Vの両電源になっています。
アンプ側の終段Trコレクタ側抵抗は51から100Ωに変えてます。
この状態で終段のアイドル電流は約11mA、電池に流れる電流は約35mAです。

先日計測したこの電池の実容量は600mAh程度だったので、凡そ20時間程度の電池寿命になるでしょう。

【DC-DCインバータでの電流】
HPA_v5_2

この写真はこの記事を書き終えた後にDC-DCコンバータ&負電源回路を修理したものです

故障は負電源ICが飛んでいました。100mAが定格だったのに調整時に過電流させたようです。 それにしても、2個も壊れてました。少しデリケートのようです。

上記のアンプ仕様で、DC-DCインバータと負電源ICを組み合わせて動作させたときの電池電流は、約110mAでした。
その4で推測した値通りでした。単三アルカリ電池で20時間弱の寿命です。


【基板回路図】
HPA_v5_sch

少し薄くて見えにくいかもしれませんが、電池接続部はLi-ion電池を接続することも考慮して3端子です。中央はGNDに落としてあります。

IC1はDC-DCインバータ、IC2は負電圧コンバータです。普通電池を増圧で使う場合はこの2つのICを組み込みます(Li-ionバッテリ使用の場合は付けません)

かなりパワーのあるHPAになるので、自宅などで定置で使用する場合を考慮し、ACアダプタが接続できるようにしました。3VのAC-DCアダプタが適当です。



パワフルな音がご希望の場合は終段Trコレクタ抵抗を51Ωにし、5V駆動。
省エネ的に使いたければ100Ω程度で4V駆動が良いと思います。

最終的に最大パワーが違ってくるだけで、通常音量での歪率性能は大きく変わらないと思ってます。

【基板図】
HPA_v5_brd

例によって、60mm×47.5mmの小スペースに押し込みました。
電源系の配置はあまり気に入りません。もう少しスッキリしたいです。

6ピン足のデュアル・トランジスタですが、今回v3基板を使って2回ハンダ付けしたが、いずれもハンダミスが発生しました。

SC-74というEAGLE付属の標準パッケージを使用していますが、手ハンダで付けると足の下側にハンダが入り難いようです。
今回はランドを少し幅広く、長く修正してみました。隣との干渉がいやなので足ピッチを0.04mmほど広げてあります。


・・・電圧も電流も下がったHPAであるが、押してくる感じはそのままで謳ってます。

シンプルな回路構成でこれまでの音感が得られることは凄いと、我ながら思います。
回路図を眺めながら、つくづく感じました。

不思議なのは低域の量感です。
PE式の本家が4700uFものカップリングコンデンサ容量に対して、このHPAはとても小さな1000uFです。
それなのに聴いた感じが同等なのです。何故なんでしょう?



PS:
私が好んで使っている終段Trの2SA1428/2SC3668ですが、東芝の生産が中止したために、以前購入したRSコンポーネンツでの扱いが消えました。
知り合いの伝で200個ほど確保しました。

アマチェア・オーディオ作り の環境は更に厳しくなりそうです。






テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

haiga

Author:haiga
私のブログへようこそ!
電気オンチが始めた自作オーディオです
2010/3/17 電子工作をプラスしました。

自作オーディオの楽しみ共有のため、私が作ったパーツ提供をしてます。質問や要望を遠慮なくコメント欄に書き込んでください。

FC2カウンター
その日1回目にアクセスいただいた方の総カウントです
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード