トランジスタ2win差動式ヘッドホンアンプv5-2の製作(その4:終段Tr変更の検討)

現在愛用している終段Tr、2SA1428-Y/2SC3668-Yは東芝からディスコンのPRがあり、既にMouserの扱いが消えていることを以前書きました。

今使っているものも2SC3668は比較的簡単に手に入ったが、2SA1428は大分探しました。

そんな訳で今後のことを考え、ディスコンに対応した代替トランジスタを探さねばならないが、昨今は表面実装トランジスタ全盛です。

ふと思いついたのが、差動増幅と定電流に使っているBC846DS(NPN)、BCM856DS(PNP)のツイントランジスタをパラに組み合わせたらどうだろうか、というアイデアです。
コレクタ電流が100mA定格なので2個並列ならば11mW程度のヘッドホンアンプには十分であろう。 (A1428/C3668の1Aには遠く及ばないが)

【回路】
HPA_v5_3_4
ただ単に並列接続しただけです。定石はエミッタ抵抗を別にするのかな?

特性が揃ったツイン・トランジスタ(以前計測したときはhFEがぴったり同じでした)で、発熱が少ない電流であれば成立するのではないかというのが素人的な考えです。
昔のDENONパワーアンプにも作例があります。

【えいやっと作ってみました】
HPA_v5_3_1
サブ基板に載せたツイン・トランジスタのB,C,E端子を細いポリウレタン線で繋げました。
ベースとコレクタの配置が逆になるのでサブ基板の下でクロス配線してます。

アイドル電流値もA1428/C3668と同じに流れます(当然ですが)

面倒くさい配線をやったわりには一発で動作しました。

・・・いやいや、心配していたダイナミック感や奥行きの深さはそのまま維持してます。
きっとこの音は2win差動増幅と電圧を上げたことにあるのですね。きっと。

それならば、と気を良くして特性を測りました。

【歪率】
HPA_v5_3_2
何か、ぺるけ式に似た形になりましたね。最大出力1Vrms at 1%THDも維持してます。

【周波数特性】
HPA_v5_3_3
超高域がフラットに近くなりました。音には全く無縁の領域ですが・・・


いやーーっ、これは大成果です。ディスコンの心配が消えました。

細かな部分の音の感想はエージングが進んだ状態で比較しながら行いましょう。




テーマ : オーディオ
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