2win差動式HPA v6 Li-ion充電タイプ(DC問題の顛末)

v6の頒布が始まってから、完成品の作成中、内部でDCが発生する問題が出ました。

幸いにも頒布した方のセットでは問題が無かったのでほっとした次第であるが、当初は何が原因なのかが判らずに途方にくれました。

・・・原因は「差動増幅のDual-Tr、PNP側のhFEばらつき」でした。

HPA_v6_29.jpg
赤丸印のNPN、Dual-Tr(Q101)のhFEが対照のPNP、Dual-Tr(Q102)に対して17%も高いものが混在していたのです。

HPA_v6_28.jpg
左側がNPNのBC846DS、右側がPNPのBCM856DSのhFEデータです。

BC846DSは300近辺のものと、330~350近辺のものが半々に混在してます。ペア性も少し悪いです。
一方、BCM856DSは300近辺で安定し、ペア性も抜群です。

このトランジスタを使用し始めに、苦労しながらhFE計測を行って問題が無かったのですが、最近のロットに変化があったようです。
(v5が出力カップリングコンデンサ付だったので、v6DCアンプで油断してました)

NPNの半分を捨てるのはもったいないので、hFEが高いものは定電流用にし、差動増幅用には300近辺のものを使ってv6を作ってみました。・・・問題ありません。


ほぼ3mm角のDualトランジスタのhFEを測ることが必要になりました。
作った冶具がこちらです。

【Dual-Trを載せる豆基板】
HPA_v6_25.jpg
空けた穴ピッチが2.54mmですので、小ささが判るでしょう。

【冶具をセット】
HPA_v6_26.jpg
ビニルテープ2枚重ねでマスクを作り、その中にTrを入れます。

【測定】
HPA_v6_27.jpg
以前製作したhFE測定器で計測中です。
ピンセットで押し付け、数値が安定すればOKです。


やれやれの顛末ですが、こんな小さいTrの計測までやらねばならず大変です。
このBC846、BCM856シリーズは更に小さいパッケージになりつつあるので限界です。

自作派には更に寒い環境が迫ってます。

(頒布記事をトップにするため、この記事の登録日を6月15日に詐称してます。笑)




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