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RMAAというオーディオアナライザーについて

RMAAというオーディオアナライザー(Right Mark Audio Analyzer)が気になっていたので試してみました。
いつも使っているWaveSpectraのノイズ問題や、今作ろうとしているTDA1543用トランジスタIV変換アンプ、気になっているFET差動対称型アンプ等の超低歪アンプ計測に使いたいと思っているからです。
またWaveSpectraでは計測できないステレオ・クロストーク等も簡単計測ができます。

私のヘッドホンアンプHPA v6をテストした結果を記載しましょう。
以下に示すようなhtmlファイルまで作ってくれるので秀逸です。

このブログに貼り付けると以下のように間が空いてしまったがこちらがそのオリジナルです。
(間空きはFC2ブログ記述ツールの「高機能エディタ」で修正できました。でも編集画面では中央の表が左になります)

最初のSummary表に記載されているTHDは1kHz単独の歪ですが、下のほうに記載の THD + Noise を見ると 0.0145%程度と表示され、これがHPA v6 の歪レベル計測結果です。

frequency response は good レベルであるが、周波数発生が20kHzまでしか出せないので、これは正しい評価にはならないでしょう。
他の項目は Very good 以上なので、HPA v6は素晴らしい特性と言えるでしょう。


ここから


HPA v6 by SB X-Fi Surround 5.1


RightMark Audio Analyzer test


Sampling mode: 16-bit, 48 kHz

HPA v6


Summary


Frequency response (from 40 Hz to 15 kHz), dB:+0.06, -0.55Good
Noise level, dB (A):-97.4Excellent
Dynamic range, dB (A):93.6Very good
THD, %:0.0078Very good
IMD + Noise, %:0.015Very good
Stereo crosstalk, dB:-96.8Excellent
IMD at 10 kHz, %:0.013Very good

General performance: Very good


Frequency response

Spectrum graph



Frequency rangeResponse
From 20 Hz to 20 kHz, dB-1.21, +0.06
From 40 Hz to 15 kHz, dB-0.55, +0.06


Noise level

Spectrum graph



ParameterLeftRight
RMS power, dB:-95.4-93.4
RMS power (A-weighted), dB:-97.4-95.9
Peak level, dB FS:-82.8-79.9
DC offset, %:-0.00-0.00


Dynamic range

Spectrum graph



ParameterLeftRight
Dynamic range, dB:+91.7+90.7
Dynamic range (A-weighted), dB:+93.6+93.6
DC offset, %:-0.00-0.00


THD + Noise (at -3 dB FS)

Spectrum graph



ParameterLeftRight
THD, %:0.00830.0078
THD + Noise, %:0.01450.0143
THD + Noise (A-weighted), %:0.01230.0118

Intermodulation distortion

Spectrum graph



ParameterLeftRight
IMD + Noise, %:0.01460.0149
IMD + Noise (A-weighted), %:0.01170.0117


Stereo crosstalk

Spectrum graph



ParameterL <- RL -> R
Crosstalk at 100 Hz, dB:-92-94
Crosstalk at 1 kHz, dB:-90-96
Crosstalk at 10 kHz, dB:-71-82


IMD (swept tones)

Spectrum graph



ParameterLeftRight
IMD + Noise at 5 kHz, %:0.01310.0128
IMD + Noise at 10 kHz, %:0.01290.0126
IMD + Noise at 15 kHz, %:0.01310.0129


This report was generated by RightMark Audio Analyzer 5.5


ここまで

RMAAは Proという有償版もあるが、フリー版で十分である。
ver6以上はWindowsXPには対応していないようで、私はver5.5を使いました。
使い方はこちらのブログにも詳しく記載されていますので参考にしてください。

入力レベルを-1dB以内に合わせるようになっているが、私が使っているUSBオーディオ入出力 SB X-Fi Surround 5.1 の単純折り返しでは-6dB以上に上がらなかったのでそのまま解析したが、それでも大丈夫のようだ。

HPA v6 でのテストでは-1dB以内に合わせました。
HPAのボリュームレベルは2時~3時位置だったので、かなり高音量側でのテストだったと思います。
(テストした時の機材準備の関係でHPAからの出力レベル計測をしていませんでした)


追記:

以上の結果は、「会社のPC」+「SB X-Fi Surround 5.1(CREATIVEのUSBサウンド機器)」での結果である。
この好結果に気を良くし、自宅PC(DELLのNOTE PCと自作デスクトップ、いずれもWin7)で折り返しテストをやってみましたが、これが全くのNGです。

THD+N(%)は、       間違った設定、正しい設定
       会社NOTE :  0.0017%、  0.0074%
       DEL NOTE : 0.0337%、  0.0078%
       DESK TOP : 0.3131%、  0.0082%

何と!何と! とんでもない値差が生じています。
他のノイズ成分もとんでもない値を示していますので、これは多分、電源ノイズと思われます。

明日は会社NOTEを自宅に持ち込んでテストをしてみましょう。

やれやれ デス.......

........................................................ 原因が判りました
2013.8.3 追記

設定が悪かったのです。Samling周波数を44.1kHzにセットしてはダメです。48kHz以上が必要です。

【RMAAの設定画面、ver 6.2.5】

RMAA_1.jpg



【自宅デスクトップPCでの折り返しテスト結果】

Summary


RMAA_2.jpg



THD & THD+N


RMAA_3.jpg



【WaveGene と WaveSpectra を使った折り返しテスト】

この結果にヒントを得て、WaveGene / WaveSpectra を使った折り返しテストを行いました。
私と同じに困っている方もおられるようです。

RMAA_4.jpg



見事に低歪の折り返しができました。これでRMAAやWaveSpectraを使った計測が私の家でもできます。

但し、RMAA結果とは少し違いがあります。ここらへんについてはこちらの記事に詳しく載っておりますが、WaveSpectraではTHDは少なめ、THD+Nは多めに出るというらしいです。


これでアンプ作りに専念できます。

昔作ったHPAも再テストしてみようかな?

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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検討結果を期待してます

「こちらのブログ」にアクセスできないので、あとで再挑戦してみますが、ご自宅でうまくいかない時は、同じクリエイティブUSBをお使いですか?
実は、自分もWaveGenとWAVESpectraで、折り返しがうまく行かなくて悩んでます。
信号源と受けを別PCにすれば多少は良くなりますが、受けの入力特性が見えてしまったりして、専用のADを作ろうかとまで思ってます。

会社PCだと良い結果が出てるようですので、この先の検討結果を期待しています。

No title

>デジアナおやじ さん

原因が判りました。実に単純なことでしたが、原因の理屈はまだ理解してません。

ご参考になればと思います。

No title

原因がわかってなによりです。
ちょっと教えてください。
SB X-Fi Surround 5.1はProになったようですが、測定アンプの入力と出力をSB X-Fi Surround 5.1のLINE入力、出力につなぐとき、アッテネーターなどはお使いですか?直接で問題ありませんか?
お暇なときにお返事いただければ幸いです。

SB X-Fi Surround 5.1ProをAmazon で買っちゃおうかと思いかけてます(汗)

No title

>デジアナおやじさん

アンプの性能を評価する場合は、アンプ出力をそのアンプ所定の負荷抵抗に接続し、その出力をUSB SurroundのLINEへ繋ぐというのがスタンダードです。
私のHPA v6では75Ωを使っています。

このように接続してRMAAで計測しようとすると、私のHPA v6では増幅ゲインが2倍しかないため、かなりボリュームを上げた状態(アンプには厳しい評価領域)でないとエラーになります。

よって出力レベルを変えて歪率を計測する場合はWavegene/WaveSpectraで計測するのがよさそうです。
クロストーク等のステレオに関連する特性計測はRMAAの結果を使うことにします。

ちなみに、SB X-Fi Surround 5.1のLINE入力インピーダンスはDCレベルで36kもあるので、
小生のHPA v6アンプの出力を直接繋ぐと、ヘッドホンアンプの評価ではなく、36kの入力インピーダンスを想定したラインアンプとしての評価になります。

No title

お久しぶりです.
昔のアンプの特性計測も期待しています.

No title

>どぅるる さん

こんばんわ、haigaです。

「超低歪 1段増幅アンプ」なるものを評価中ですが、計測環境も整備しなくてはとの想いでRMAAに触っています。

私がいつも作図しているような、出力を変化させたTHD+NはRMAAではチョット難しそうです。

先に掲載したv6と、手持ちのv3、ハンディぺるけ式のデータ計測を行いました。

v3はGoodだったのですが、ハンディぺるけ式の値が良くありません。
電圧低下が悪影響と思われますが、私が作った物の定数不適でもあります。

プロフィール

haiga

Author:haiga
私のブログへようこそ!
電気オンチが始めた自作オーディオです
2010/3/17 電子工作をプラスしました。

自作オーディオの楽しみ共有のため、私が作ったパーツ提供をしてます。質問や要望を遠慮なくコメント欄に書き込んでください。

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