USB DAC PCM2706 + オプション HPA v6 バランス/アンバランス (頒布)

USB DAC PCM2706 と、それに一体化できるオプション・ヘッドホン・アンプ (バランス/アンバランス選択)を頒布いたします。(2014/11/24 Android スマホ対応仕様を追加 New)

【概略仕様】

1.USB DAC PCM2706 を使ったDACです。

  16Bit/44.1kHzでWindows/Macで標準搭載ドライバで動作します。USB1.1です。
  USBバス・パワーだけで動作しますが、内部にDCコンバータを搭載したセルフ・パワー動作です。
  この電源系にはSEPC固体コンデンサ5個を使い、静寂性を確保しています。
  ±2ppmのTCXO,FOX924Bを搭載し安定感ある音色を得ています。
  SPDIF/I2S信号が切り替えで出力できます(Coaxは装備していません)
  オペアンプMUSES8920を使い、LPFを兼ねたバッファとDCサーボによるオフセット電圧キャンセルしてます。
  よって、出力カップリングコンデンサが不要でクリアな音質です。OPAMP電源には負電圧コンバータを使用。

  尚、やや非力(3mW)ですがヘッドホンも駆動できます。(アンバランス出力です)

2.オプションとして、DAC基板上にドッキングできる拙作HPA v6シリーズのアンプ基板を用意しました。

  2-1.一般のアンバランス型ヘッドホンに対応した出力回路が選択できます。
   ボリューム調整は基板上に設けたタクトスイッチでDACボリュームを操作します。
   アンプ電源はDACオペアンプ用を併用し、出力は11mW程度ですので、大型ヘッドホンも楽々駆動できます。

  2-2.バランス型ヘッドホンアンプへの出力ができます。専用6PコネクタをDAC基板側に取り付けます。
   操作や電源系はアンバランス型と同じです。出力は約20mWあります。

  2-3.Android OS 搭載のスマホ対応として電源をLi-ion電池駆動とする仕様を追加しました。New

【基板】 頒布する表面実装部品が付いた基板です
1.USB DAC
DAC_2706_34.jpg

2.ヘッドホンアンプ
DAC_2706_33.jpg
Li-ion電池の搭載が無くなりましたので、左上エリアに部品が付きません。
最下のチップ抵抗はバランス型仕様の場合に付きます。

【外観及び内部】
1.USB DAC 
DAC_2706-1_1.jpg
65×91×22mmの小型ケースに収納できます。
左手前が出力用φ3.5ステレオジャックです。上面にDACボリュームUP,DOWNのタクトスイッチ、電源LEDです。
MICRO_USBコネクタは背面です。

DAC_2706-1_2.jpg
DACボリュームのタクトスイッチは現バージョンでは手工作で取り付ける必要があります(これが無くともPC側で操作できます)

2-1.USB DAC + アンバランス型ヘッドホンアンプ仕様
DAC_2706-2_3.jpg
DAC基板の上にピンヘッダ、ピンソケットで接続します。
HPAからの出力はDACのφ3.5ステレオジャックからジャンパー切り替えによって出します。
HPA基板はバランス型と併用します(負帰還抵抗変更等の小変更)

2-2.USB DAC + バランス型ヘッドホンアンプ仕様
DAC_2706-3_1.jpg

DAC_2706-3_2.jpg
右手前のコネクタがバランス出力の6Pコネクタです。L型ピンヘッダで取付ができるように考案してます。
左側のφ3.5ステレオジャック(アンバランス)からも出力(レベルは1/2)が出ます。即ちヘッドホンを選びません。

(左上の穴と右下のスイッチはLi-ion電池仕様を想定したもので、中止により不要になります)

2-3.Android OS スマホ対応仕様 New
DAC_2706_42_Android.jpg
電源スイッチは左上のスイッチで中央位置がOFF、手前が電源のみON(スマホ接続時)、向こう側で電源と充電ON(PCや充電器接続時)です。
DAC_2706_35_Android.jpg

【歪率と出力】
DAC_2706_26_THD.jpg
ヘッドホン接続を考慮して、USB DAC(水色線)にも75Ω負荷抵抗を繋いで歪率を計測しました。
WAVE GENE でUSB DACから996Hzサイン波を出力してます。計測側は別PCに接続したUSB入力機器でWAVE SPECTRAで計測してます。

水色線 USB DAC の最低歪率は、0.02%THD+Nですので、PCM2706アナログ出力のカタログ0.025%と同値です。最大出力は約0.45Vrms、出力換算で2.8mWになります。

青色線がアンバランス・ヘッドホンアンプの特性で0.03%THD+Nですから、HPAを接続した分の歪率微増がありますが、これも十分な性能です。同上出力は0.9Vrms,11mWあります。

赤色線が今回製作した最大の狙い、バランス型ヘッドアンプ接続特性です。出力増と共に歪率が低下し0.01%THD+Nに迫ります。出力も1.2Vrms,19mWですから、高インピーダンスのヘッドホンでも駆動できるものと推測されます。
尚、バランス型計測では拙作変換アンプを使っています。

(注:スマホ使用時は1kHzテスト信号が出せないのでテストしていません)

【周波数特性】
DAC_2706_27_HZ.jpg
前作よりも低域の落ち込みがやや多いのですが、聴覚では低音が少ないような感じはしません。尤も超低域は再生できていないと思いますのでね。

【回路図】
Li-ion電池無しになったので修正中です。完成したらアップします。マニュアルには掲載します。

【音感】
1.USB DACにヘッドホンを接続
  MUSES8920の特性かもしれませんが、少々ハイあがりの感じがしますが、むしろシャープな感じがあって快いです。
  低域もほどほど感があって良いと思います。
  前作よりも無音時ノイズが皆無になっています。

2.バランス型ヘッドホンアンプ仕様
  バランス型のパフォーマンスはやはり素晴らしいものがあります。
  パワフル感と繊細さが相まって、とても心地よい音楽(音)に浸ることができます。音の量感も素晴らしいです。
  それでいながら、HPAバランス型で体験した、きめ細かい音感と定位の良さは言うまでもありません。

【部品リストと頒布費用】
PCM2704 DACを作った時も、できるだけ頒布費を抑える努力をしましたが成せませんでした。
今回もほぼ実費レベルです。

1.USB DAC
部品番号部品名型式数量頒布費用(円)
・表面実装部品付き基板
専用基板6,260
PCM2706USB DAC ICPCM27061基板に実装
CLOCKCLOCKFOX924B 12MHz1
IC1負電圧DC-DCMAX6601
OP1,OP2オペアンプMUSES89202
IC4DC-DCレギュレータNJM2845DL1-33
L1インダクタコイル100~220uH150
C1,2,5,6,30,32積層セラミック・チップコン10uF6基板に実装
C7,9,10,19,20
C23,25,27,28
C34,38
0.1uF11
C15,16,21,221uF4
C13,14フィルム・チップコンECU-U1H331JX52
C17,18ECU-U1H101JX52
 
C3,11,12,24,29SEPC 固体コンデンサ1500uF/6.3V51,500
C4,8,37UTSJ または 固体コンデンサ100uF2100
 
R1,R2チップ抵抗、2012102基板に実装
R25,R26222
R13,24,301.5k3
R2710k~27k1
R9,10,11,1210k4
R14,15,16,17チップ抵抗、1608470k4
 
R3,4,5,6,7,8金属皮膜抵抗 1/4W20k630
 
USBMicro-USBジャックZX62R-B基板に実装
ST_JACKφ3.5ステレオジャックAJ-1780150
LED1φ3青色LED125
SV1,SV24ピンヘッダ210
SV43ピンヘッダ15
 
収納ケースプラスチックケースタカチ、GHA7-2-9、またはGHA7-3-91400
 
キット合計1式8,430
 

2.オプション:ヘッドホン・アンプ
部品番号部品名型式数量頒布費用(円)
・表面実装部品付き基板
専用基板2,710
 
Q101,103
Q201,203
NPN Dual TrBC846DS4基板に実装
Q102,104
Q202,204
PNP Dual TrBCM856DS4
Q105,107
Q205,207
PNP Tr2SA1428-Y4 or 2400 or 200
Q106,108
Q206,208
NPN Tr2SC3668-Y4 or 2400 or 200
Q01,Q02J-FET2SK208-O2基板に実装
Q03P_MOSIRLML64021
R5,R6チップ抵抗 20121.5k2
R107,108,109,110
R207,208,209,210
1.5k8
R103,105
R203,205
150 or 130  110 に変更4
R106,206150 or 130  100,110,120,130から選択2
 
R111,112,113,114
R211,212,,213,214
金属皮膜抵抗 1/4W108 or 480 or 40
R101,201,117,2171.8k440
R116,116,215,2165.1k or 1.8k4 or 240 or 20
C101,102固体コンデンサ SEPC1500uF/6.3V2600
VR101,201半固定抵抗2k2100
 
CN2,JP12ピンヘッダ24
CN2,JP12ピンソケット28
CON1,2,JP24ピンヘッダ312
CON1,2,JP24ピンソケット324
S1,S2タクトスイッチ220
 
6極コネクタヒロセ・HR10A-7R-6S(73)1600
・Android 対応 Li-ion電池回路
IC3,IC4Li-ion電池充電ICXC68022基板に実装
R1,R3充電LED用チップ抵抗15k2
R2,R4充電電流調整チップ抵抗2k2
C1,C2充電回路チップコンデンサ10u2
LED1,LED2充電LED青色チップ2
SW2電源、チャージSW2接点2回路、ON-OFF-ON1100
IC1,IC2Li-ion電池保護回路2基板に実装
Li-ion電池ケース単三1本用220
Li-ion電池LC1450021,500
 
Android スマホ対応パーツ1式1,940
 
キット合計:アンバランス型(Li-ion駆動せず)1式3,950
キット合計:アンバランス型(Li-ion駆動式)1式5,890
 
キット合計:バランス型(Li-ion駆動せず)1式5,000
キット合計;バランス型(Li-ion駆動式)1式6,940
 

【頒布手順】

・頒布は上記の部品表に準じます。

 費用でくくっている単位で頒布いたしますが、
 この部品は手持ちがあるので不用、というご要望も可能です。

・自作が不得手だが聴いてみたい、使ってみたいという方には完成品を頒布します。
 頒布費用は、キット費用合計 + 5,000円です。

・ご希望の方は、このブログのコメント欄に匿名で記載願います(匿名でなくともOKですが)
 メルアドの記載漏れ、ミスコピーにお気をつけください。
 当方からメールで連絡いたします。

・送付は私の都合で、ヤマト宅配便になります。
 セットでの送料は下記URLの金額-100円になります。
 
http://www.kuronekoyamato.co.jp/estimate/kanto.html

*ご注意:頒布部品が欠品する場合もあります。既にオーダー頂いている方はお待ちいただくことになります。オーダー前の方は頒布が中止になる場合もあります。よろしくお願いいたします。

 【その他】
製作マニュアルは完成しておりません(汗)、近々アップ致します。
スマホ対応基板を新規に作ったのでバリエーションが増えました。その関係で未だ未完成です(2014/11/11)

製作マニュアルをアップ致しました。こちらです。





コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

haiga

Author:haiga
私のブログへようこそ!
電気オンチが始めた自作オーディオです
2010/3/17 電子工作をプラスしました。

自作オーディオの楽しみ共有のため、私が作ったパーツ提供をしてます。質問や要望を遠慮なくコメント欄に書き込んでください。

FC2カウンター
その日1回目にアクセスいただいた方の総カウントです
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード