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バランス型DCヘッドホンアンプの動作チェック

先日、このバランス型DCヘッドホンアンプを製作したのだが、使った方から、「バランス入力がノイズで使えない」という連絡があった。

思うと、バランス入力の動作チェックを完成品でやっていないことに気が付きました。
散々にLTSpiceでシミュレーションをやったので、私のオーディオ環境でできるアンバランス入力だけのチェックで十分と思っていました。

これはいかんとアンバランスからバランスに変換するツールを用意しました。

【回路】
HPA_kane_DC_BAL_tr_3.jpg

オペアンプを使った回路です(片チャンネルのみ表示)オペアンプの名称がNJM4580になっていますが、現物にはNE5532を使いました。
HOT側は非反転ボルテージフォロア、COLD側は反転増幅です。各々が1倍増幅ですが、合計で2倍です。

【基板】
HPA_kane_DC_BAL_tr_2.jpg

左側はオペアンプを使ってオフセット電圧を補正する機能を有するレールスプリッタ仮想GND電源です。
ここに使っているオペアンプがNJM4580DDです。

ここまで周到な用意をして臨んだ修理体制でしたが、何と! 事の主原因はバランスとアンバランスを切り替えるスイッチでした。
このスイッチはアンプのCOLD入力をアンバランス時にGNDに接続し、バランス時はXLR3P端子のCOLD端子に接続するものです。
HPA_kane_DC_BAL_tr_1.jpg

分解した切り替えスイッチです。
とてもシンプルでコンパクトな構造です。この構造と動作について詳しい説明を省きますが、感嘆させるシンプルさです。操作するノブの中にコイルスプリングが入り、ノブの付け根が半球形で摺動するのがポイントです。

しかし、残念ながら壊れてました。壊れたのは上から2番目に見える黒い部品です。これはスイッチに当る2枚の板をシーソーのように動かし、端子の切り替えをさせる部品なのですが、真っ二つに割れてます。そのためCOLD端子が浮いたような状態になってました。これでは盛大にノイズが乗ります。

普通こんな故障が起こることは無いのですが、輸送中に外から押されたのかな?


スイッチを交換修理し、製作したバランス変換アンプから入力してみました。
XLR3Pプラグの手持ちが無いのでボリューム端子に接続してます。
HPA_kane_DC_BAL_tr_4.jpg

音をお聞かせできませんが、迫力がありながらも繊細で定位の良いバランス型アンプの特徴が良く出てます。

バランス型アンプはとても不思議です。元のソースはアンバランスなのに音が変貌します。





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2010/3/17 電子工作をプラスしました。

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