NJU7043Dヘッドホンアンプのパフォーマンス再検討

先日はNJU70系オペアンプの特性でドタバタしました。

要は、私がデータシートをしっかり見れる力量が無かったことに起因しますが、一方、あのデータシートで一般のユーザーがどこまで見切れるものか、というような意見もありました。

そんなこともあり、NJU7043Dヘッドホンアンプ構想のデータを見直しました。

このデータ、実は計測ミスがありました。 やれやれ です。

HPA_OPAMP_4.jpg

バランス to アンバランス変換アンプを計測に使用するのですが、75Ω抵抗が入っていませんでした(オヨヨ)

正しくはこのグラフです。

NJU7043D_THD.jpg

はい、0.8Vrms程度しか出力しません。±1.2Vp-p程度が75Ω負荷での出力限界です。
(電源電圧が±1.2Vですが、バランス型なのでここまで出力できます)

・・・でも、とってもパワフルで綺麗な音を出してくれてます。
ボリュームを上げると爆音になりますが、大きく歪んだ様子もありません。

思い当たることがあって、実際に音楽を再生しているときの出力電圧、電流を計測しました。

NJU7043D_75om_MusicMax.jpg

このグラフは75Ωヘッドホンにこのアンプを接続して音楽を再生しているときの電圧波形です。
かなり大きな音を再生している時です。

青の振幅はアンプ入力端子の電圧です。最大±0.1V程度の入力です。

赤の振幅は75Ωヘッドホンにバランス型出力しているこのアンプ端子に1Ω抵抗を付け、端子間電圧で電流を測定しているものを表示しています。
最大振幅位置で±180mVp-p程度ですので、DC計算上は最大±180mAp-pになります。


この結果から得られた結論は、

・NJU7043Dオペアンプを使ったヘッドホンアンプは、十分なパフォーマンスで音楽再生ができています。

 爆音レベルの再生状態でも、入力信号は0.1Vp-pで、出力電流は最大ピークで±180mAp-pです
 データシートでは40mAが限界なのですが、±180mAp-pでも実効電流は40mA以内にあるのでしょうかね。
 アンプに供給している電流をテスターで計測すると、爆音で8mAぐらいです。 

 出力電圧では±0.18Vp-pで動作しているということです。
 アンプの限界は±1.2Vp-pですので、電圧で見ると10倍近い余裕があると考えて良いのかな・・・
 
この結果ならば、まずまずの状態で低電圧ヘッドホンアンプが動作すると言えるのかな。
(ピーク電流値がちょっと不安なのですがね。)





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