ぺるけ式ポータブルHPA(製作)

「ぺるけ式HPAのポータブル版」できました。

HPA_pe_AllView1

正規の部品が未入手のため変則的な外観スタイルですが、完動してます。
先の電子部品レイアウト図(EAGLE)のようにまあまあのスペースです。

最右に見えるのが、今回の最大の脇役「LM2735Y DC-DCコンバータ」です。
このコンバータが、電池3V電圧を「ぺるけ式HPAの電圧環境」=12Vに昇圧してくれるはずです。

HPA_pe_DCDC

1cm×2cmの小さな基板ですが、右上に見える可変抵抗で容易に電圧調整ができます。
変換効率も80%以上あるので、発熱の問題も無いのかな?

いや、私をはじめとして気の短い面々には、「このアンプ成功しました」と最初に伝えましょう!!
当初に思った以上の音感で鳴ってくれます。

更に言うならば、
・このDC-DCコンバータにはノイズ対策は不要のようです。
更に更に付け加えるならば、
・『当初予定の半分の電流でOKかも・・・??』

では、順を追って

1.LM2735は750KHzでインバートしてるらしいが ⇒【ノイズが心配】
  ⇒ブレッドボードを使い、擬似負荷でのノイズ試験をしました。
HPA_pe_PAIfilter

 こんなノイズ(42KHz付近)があったので、π型ノイズフィルター(上図左上のコイルと青いコンデンサ)を準備しました。
HPA_pe_non_FFT

 フィルターでノイズは消えるはずです
HPA_pe_pai_FFT

2.基板配線を完成させ、最初は汎用12DC電源で作動テスト・・・
  あやや、左チャンネルのレベルが低いよ・・・・・・

HPA_pe_RU

調べてみたら、負帰還調整抵抗のハンダが浮いていました。音出しながらの再ハンダ付けで解消
上写真で飛び出して付いている2個の抵抗がソレ。半固定抵抗が未入手のため39Ωを代用)

今回は回路図にぺるけさんの出版本回路を参考にしました。
2SK170の厳密なペア特性選別をしなくともバランスVRで調整ができます。

でも、今回は負帰還と同様、半固定調整VRが未入手なので、小生が選別した2SK170を使い
47Ωの固定抵抗で代用した。
やじろべえのように見える飛び出した抵抗が、それ。
バランス電圧はFETの作動結合点で、左:0.187V-0.185V、右:0.193V-0.193Vと、とても良い。

3.DC-DCインバータのノイズ
 心配していたノイズは耳には聞こえない。良かった。

 でも、さて、困った。 耳にはノイズは聞こえてこないが、あるのかもしれない。
 どうやって厳密に評価するのだろうか???
 簡単な機材でチェックする術はないだろうか??
 皆さん教えてください。

4.使用する電流
 乾電池駆動なので使用する電流が問題になる。
 当初の予測は、3Vの乾電池で12Vを先のDC-DCコンバータで発生させるための電池電流は
 12Vの本器が60mA×(12V/3V)/効率0.80=280mAと予測していた。
 測ってみると300mAのようだ。(4%程度カタログが甘い?)

 6時間程度で電池Emptyになるのではチョットきついなあ。
 そこで、出力電圧を徐々に下げながら、その消費電流と音感から譲歩可能なレベルを探ってみた。
 (これは12Vで動作することを前提に設計された本器の性能を崩すことで、設計者ぺるけさんに申し訳ないが、
  超低ひずみ率であるこの機器だから可能かと判断してのことである)

 その結果が下図である。
 HPA_pe_ampe

 何と!、まあまあ我慢のできる音質の9Vに下げると電力は半減することが判った。
 電池は12時間程度持つので、この素晴らしい音と引き換えにはまあまあの妥協点かな。


さて、肝心要の音の評価である。

私がこのHPAに偏執していることを念頭に置いていただきたいが、

・相変わらずの、低域・中域・高域 の全てで素晴らしい音がする。
 スタジオ・マスター・ヘッドフォンとも言われる由縁がここにあり(勝手に思ってる)


・音のシャープさは他の携帯型HPAでは足元に及ばない

・先に作ったぺるけ式HPAより「ダイナミックさが増した」
 卓上用ぺるけ式HPAよりも、すごく低音が出るようになった!
 これは、3300uFものデカップリングコンデンサ(暫定代用品)の効果か?
それとも、汎用コンデンサの出力カップリング音質か?


・Diana Krall、Sophie Milman、宮本 笑里、そして、秋元順子 全てが至高の音楽を提供してくれている。

「小生のMP3プレーヤーからの音が画期的に変化しました」
 とてもシャープになりました(低電圧携帯HPAに繋いでも、ここまでにならなかったョ)
 補足:MP3プレーヤーの出力を直接ヘッドフォンに繋いだ場合には、
    秋元順子のバックス・フルオケがボヤッと聞こえる。
    このHPAを介したとたんに、何と!! 楽器の形が見えてくるのであるョ。

この音が電車の中で聴けるとは!! 何とすごいことか。



ただいま、9Vにてエージング中。
HPA_pe_EG


明朝、冷静な音の評価を致します。


テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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No title

おお(゜▽゜)
かなりレベルの高いアンプになったんじゃないですか!?
前のバージョンとだいぶ違いますね。

大きいUTSJがどう格納されるのかが気になります(^^)

No title

>わごむいむ。さん

UTSJは予定していたコンデンサが数切れしたので「ピンチヒッター」です。
もう一回り小さいコンデンサで十分なのですが、予定品は2回り小さいです(大丈夫かな)

この音、是非聴いてもらおうと思っております。
「ポータブル」なので持っていけます。
先に聞いた「低電圧HPA」とは、『別格』と言って良いほどの音質&スケール感です。
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2010/3/17 電子工作をプラスしました。

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