トランジスタ差動式低電圧ヘッドフォンアンプ(試作中)

たいぶ以前から構想中(いや、勉強中)であった、低電圧作動の差動式ヘッドフォンアンプから音が出た。
夏休み3日間の集中トライが功を奏しました。

まだまだ荒削りの段階ですが、かなりレベルの高い良い音なので防備録します。


ぺるけさんのFET差動ヘッドフォンアンプの音に惚れ貫いて、それはそれはたくさん作りました。
でも、FETは乾電池2本程度の低電圧では作動しないのです。
そのため、3Vから昇圧するDCコンバータを組み合わせた機器も作ってみましたが、サイズ、省エネでいまいちです。

それで、電池2個の低電圧でも動作する「差動アンプ」が作れないものかを、ずっと試していました。
当然ながら、ターゲットは「ぺるけ式FET差動アンプの音」である。

散々失敗を重ねて・・・
で、まあまあ納得できる音にこぎつけたのがこれである。

【トランジスタ差動式ヘッドフォンアンプの定数テストボード】
I_HPA_ALL

そうなのです。これは定数設定用のテストボードです。

でも、苦労した成果は音に出ています!!

ぺるけさんのFET式に比較するとチョットだけ繊細さに欠けますが、3Vでよくぞこれまでの音が出るもんだと
我ながらびっくりです!!!

エネループ電池での長時間運用も視野に入れています。
電池が経たり1.2V、2個で2.4Vまで落ちてもノイジーな音になりません。
電流は17mA程度でも32Ωのヘッドフォンをしっかり鳴らしてくれます。

温かみのある音ながらも、私の好きな中高音域がスッキリと出ます。
低音も誇張されないが、かなりのレベルです。

【回路図】
I_HPA_SCH

初段
 2SC1815(GR)を使った差動増幅回路です。電流は約140uA程度です。hFEを合わせたペアを使用。
定電流回路
 2SA1015(Y)を使ったカレント・ミラー回路で初段差動増幅回路にプラス給電している。
2段目
 2SA1015(GR)を使った電流増幅です。トラ技Specialを参考にしました
出力段
 お決まりのダイヤモンド・バッファ回路です。初段は2SA1015(GR)/2SC1815(GR)、
 後段は2SA1428(Y)/2SC3668(Y)を使いました。このトランジスタは明るい丸い音が特徴の
 私のお好みです。

【ボード図】
I_HPA_BRD

【基板】
I_HPA_KIBAN

とっても良い音なので、携帯型HPAにできないかなと思ってます。

しかしだよ、トランジスタ18個、抵抗40個、コンデンサ6個、ボリューム、ステレオジャック2個が
60mm×50mmの基板にどうやって押し込めるのでしょうか???・・・ 多分、無理だなあ。


8月10日追記
とても良い音なのだが、皆さんにどうやって伝えようかと考えた。
そこで、周波数特性を計測してみようと試みたが、私の持っている低周波発生機器では無理だった。
計測装置までも作るかナア。 秋月のDDSが手元にあるので。


テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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No title

おー(^〇^)
これなら、ほとんどオリジナルって
言ってもオッケーなんじゃないですか?
素晴らしいです。

No title

>わごむいむ。さん

音を聴いていただけなくて残念です。

拙作のUSB-NOS-DACからの高音質を、しっかりと再生します。

ぺるけ式FET差動HPAにも大きく差が無い音を、「3V携帯型HPA」で聴けるとなると
これはすごいことです。

最近、海外輸入の携帯型HPAが数万円で売られていますが、
あれらは殆どが「オペアンプ」を使った機器です。
よって、音の品質はには限りがあります。(小生も散々作りましたがイマイチです)

こんど、携帯型になりましたらお聴きください。  良い音ですよ。


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2010/3/17 電子工作をプラスしました。

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