トランジスタ差動式低電圧ヘッドフォンアンプ(定数チューニング)

とても素晴らしい音のする拙作アンプですが、
差動式ながら、ぺるけ式FET差動に比較すると「何かが足らない」

本来ならばアンプ特性、特に歪み率を測定したいのだが機材が無い。

で、オーソドックな方法であろうが、サイン波を入力して回路各部の波形をチェックすることにした。

・・・・試行錯誤で、本日1日を要して原因と対策が判りました。


3Vという超低電圧範囲でこれらの回路を完璧に差動させるためには、各トランジスタの作動点電圧の
設定が難しいのです。

差動トランジスタ入力点電圧Vbを1.5Vの中間点取っていたのだが、入力電位を上げた時に上側が作動
領域を超えていた。

よってバイアスを変更して1.2Vとした。

また、負帰還設定抵抗を10Kとしていたが、種々試した結果、少し負帰還を増やす7.5Kに落ち着いた。

【変更した回路図】
I_HPA_SCH2
(注:最終段Tr、誤:2SA1358/2SC3421⇒正:2SA1428/2SC3668)

そして音は?

やあ、やあ !!!! すごいですよ。 
FET作動式12VのHPAに負けません。

とても繊細な音がします。
2SA1015、2SC1815がベースでこんなに素晴らしい音がするなんて!!
これらのトランジスタを見直しましたよ。


最終段の2SA1428/2SC3668もかなり頑張っているようです。

今日は渡辺貞夫のサックスがちょっとかすれた音で謳ってます。
Goodです。




PS:
このアンプ、エネループなどの充電式電池での動作も視野に入れている。
電圧を下げていっても、エネループの最低作動電圧1.2V×2=2.4Vはおろか、2.0VでもOKである。
スペースが許せば充電機能も付けてみたい。



テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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ついに完成ですね(≧▽≦)
これだけ低電圧でいけるなら、まさにオリジナルですよ。
本家から一人立ちな感じがします。

No title

>わごむいぬ。さん

これだけの良い音が出るのなら、ケースに実装して簡単に作れる基板を設計すべきと
思っています。

このアンプ、ハンダ付けができる人ならば簡単な作業で作れます。
唯一の難点は増幅率hFEをしっかりそろえたトランジスタ・ペアが必要なことです。

基板とセットで提供が必要と思っています。

もの作りの素晴らしさを皆に共有したいと思っています。

No title

ぺるけ式は音の良さで作りたいと思ってたのですが、
大きさで二の足を踏んでました。
haigaさんの小型で電池駆動できる物は
制作意欲をそそられます。
昇圧型よりも良さそうで期待してます!
完成の暁には是非、基盤の頒布をよろしくお願いします。

No title

>kontaさん

正直言いまして、期待していた以上の音が出たのでニコニコです。

乾電池駆動なので±1.5V給電にできれば、カップリングコンデンサが外せ、
音質&スペース面で有利なのですが、この回路ではバイアス点が1.2Vの中点以下なので
今は諦めています。

引き続き回路の勉強をしようと思っておりますが、基板を作ってみたいです。
とりあえずは自作基板から始めます。
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2010/3/17 電子工作をプラスしました。

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