トランジスタ差動式低電圧HPA(試作器)

回路定数が一応の収まりとなったので試作器を作ってみた。

「部品の収まりや、基板になった音を確認する1次試作器」 という位置づけです。

【ケースと試作基板】
I_HPA_1
少し大きいケースであるが、とりあえずこれで楽々実装できた。
例によって片面の感光基板を使用した。

I_HPA_2
両側をVccラインに、中央をGNDラインにしている。
基板周囲ギリギリに穴を開けたり切り欠いたりするのは、メーカー製作では無理だろうなア。

【部品実装】
I_HPA_6
イヤフォンジャックが幅広いのでケースの蓋固定ネジ(左)をカット。
最終品はジャックサイズを小さくする予定

I_HPA_4
ボリュームノブとジャックの干渉も無くOK。ジャックを小型化しても干渉は避けられそうだ。
でも、このケースは背が高すぎますね。

【最終的に収納したいケース(左)】
I_HPA_3
次の試作では左側のケースに入れたい。
長さ、厚さ共に今のケースの2/3と大幅に小型化できるが、果たして部品が入りきるであろうか。

【最終段トランジスタのテスト品】
I_HPA_5

話が前後するが、この試作器製作に当り先の定数チューニングボードを使って、最終段Tr比較をした。

1.上段が、ぺるけ式HPAで使用している2SA1358(Y)/2SC3421(Y) 定格1500mW
2.中段が、ダイヤモンドバッファ初段と同じ2SA1015(GR)/2SC1815(GR) 定格 400mW
3.下段が、低電圧HPAで愛用してきた2SA1428(Y)/2SC3668(Y)  定格 900mW

【結果】

1.アンプ全体の電流値は20mA(予定通り)
  以外にスッキリしない音質である。
  パワーは感じるが高低のバランスなのかナア。
  ボリュームを大きく上げても崩れが遅いのが身上。

2.同上11mA(同上)
  非力で論外かと思っていたのが、意外に綺麗な音が出ています。実用域にあります。
  人によっては「これがベスト」という方もおられるかな? と言う感じ。
  軽い音楽を・・・と言う方にはチョイスです。

3.同上20mA(同上)
  チビな筐体であるが、それに比べるとかなりパンチのある音が出ます。
  それながら高音も綺麗です。
  丸みを帯びた音ながら清涼感があるのはこの高音特性かナ?

それで、このアンプの最終段Trは 2SA1428(Y)/2SC3668(Y) に決定です。


【ぺるけ式HPAとの比較】
私の机の上には、このトランジスタ差動式HPAと、ぺるけ式HPAが内蔵された統合アンプが並んでいる。
音比較にはベストチャンスである。
音源:PC⇒USB_DAC(CM102-A+)⇒NOS_DAC(TDA1543)

 結果
 ・ぺるけ式差動HPAは、音の解像度と繊細さで勝ち。
 ・トランジスタ式差動HPAは、音の厚さとダイナミック感で勝ち。

 (これは、各々の秀でた長所です。相手の長所は各自もかなりの高レベルで持ってます)



テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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No title

もう、ここまで進んでるんですね(^^)
早いなあ。

ボリューム

マルツのスイッチ付きボリュームが出たみたいですね

RD925S-QA1-A203

Re:ボリューム

>通りすがりさん

貴重な情報ありがとうございます。

これならば電源スイッチが省けるので、今のJACKでもスペースが取れそうです。

それにしても小さなケースに収めるのは難題です。

ばれていたみたいですね

恥ずかしくて、通りすがっちゃいましたが
ばれてたようですね(笑)

No title

>花工房さん

Linkmanのスイッチ付きボリューム、マルツ・ネット販売へ20個オーダーしました。

このHPA、自分で言うのもなんですが「すごーーく音が良いですよ」
これに使う予定です。

差動増幅やカレント・ミラー型定電流を使っているのでTrペアが厳しいですが
苦労したなりの音がしっかり出てるように思います。

ぺるけ式HPAより全域にわたり元気な音が出ます。
そのわりに解像度が極端に落ちてる様子もありません。
わが子ながら秀才かなあ(親バカ)
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2010/3/17 電子工作をプラスしました。

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