トランジスタ差動式低電圧HPA(3号器の基板)

3号器の歪率がGoodであることを期待して、いよいよ両面基板の設計である。

【サイズ】
ケースはかねてより計画中の写真左側(タカチ、GHA7-2-9DG)である。
B66×D91×H21mmのお手ごろサイズである。このケースに入れば最高だ。
写真では長く見えるが91mmであるので私の手の平半分しかないですよ。
I_HPA_h2_8
電池収納部の仕切り板以内ではチョット無理であるが、単四電池ケース際まで侵食すれば何とか入るか?

余談であるが、このケースは少し前に同サイズで型番が替りとても低価格になったのでGoodである。

【基板】
で、設計したのがこの基板データである。B60×D59mmの中に納まりました。
(2010.10.28 完成写真に差し替え)
I_HPA_hm_1


無理やり入れ込んだのであまり美しい配線ではないが、部品は綺麗に並んだ(はず)。
それなりに完成時の美観を気にし、1/4Wの抵抗が横に配置できるようにしました。

気になるのは途中に開いたφ6mmの穴サイズとviaやlineの離隔寸法である。
P板.comに問い合わせしてみましょう。

試作から変わったのは、Trスイッチを廃止してオーソドックスな2回路スライドスイッチにしたこと。
前面エリアの幅がギリギリとなるが、固定ネジ部のボスを削ることなくそのままで入った。

また、様々な出力ヘッドフォンを想定し、発振防止のZobelフィルタを挿入したことです。

【回路図】
忙備録としての回路図である(注:10月17日に最終版に差し替えました)
I_HPA_h2_12
・初段
 2SA1815を+側に、2SA1015を-側の差動回路にした「トランジスタ式差動アンプ」である。
 定電流回路を+側は吐出し側に、-側は給電側に設ける。
 差動回路は部品構成をシンプルにするため抵抗負荷とした。

 様々な入力を想定し入力カップリングコンデンサと保護抵抗を付けました。
 ボリュームの接触不良時のことを加味して100kの抵抗をグランド間に入れました。

・増幅段
 この初段の回路構成ではSEPP回路が最もベストかなと思ったのでこれにしました。
 2SA1428/2SC3668のシンプル構成です。小さなTrですが最大コレクタ損失が900mWもあるので、
 それなりにパワフルな音が出せます。
 まろやかながらもしっかりした音なのでずっと愛用してます。
 簡単なことですが、今回EAGLEのライブラリも作りました。

増幅率(負帰還量を含む)、ヘッドフォンドライブ出力や回路の電圧、電流などは歪率計測時に掲載します。


*2010.10.9午後に追記

 秋月HPAやMUSES8820で作ったA47、また市販のHPAなどの100%がOPアンプを使ったものである。
 私のように手間隙がかかるHPAを作る人はいるのだろうか? と、思ってみたりもする。

 でも、ディスクリートアンプの真骨頂は「解像度の優れた素直な音」である。

 秋月アンプは低音域が伸びる、MUSES8820は中域の押し出しが強い(強すぎる)
 これらの自己主張はかなりのものである。
 
 しかし、これらのアンプを聴いた後に拙作3号器に戻ると「ホッとする」のは何だろうか?
 拙作アンプの音を皆さんに聴いていただき評価してもらいたいと切に思う。




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