トランジスタ差動式低電圧HPA(3号器の歪率)

やっと3号器の歪率が計測できるようになった。
詳細は割愛するが、アンプ定数の詰めが甘く、(歪率を見ながら)一部の定数と回路構成を少々変更した。

【トランジスタ差動式低電圧HPA 3号器の歪率】
I_HPA_h2_11

歪率の最低は0.009%まで達成している。これは素晴らしいレベルと思える。
通常の使用域である0.2V~0.5Vでの1kHzは0.009%フラットである。

とても聴感の優れた人が歪があると感じる音声音は1%だと言われる。
このアンプ、0.7Vrmsまで1%以内の歪率に収まっている。ピーク電圧換算で0.99V程度になる。
テスト時の電池電圧が1.3V程度だったので、歪率1%で電池電圧の76%までスイングできていることになる。

意地悪テストで電池電圧±1.12Vで聴いているが何ら違和感を感じない。電流は17mA程度である。
*2010.10.14夜 追記
 電池電圧は±1.04Vまで落ちてきたが未だにパワフル感がある。これはすごい。
 電流は電池部分で11mA程度。最終段のエミッタ電流で約3mA(±1.3Vで17mAだった)
 よく聴くと歪が出てきている。ここら辺が良質な音楽を聴く限度であろうが、音質に拘らなければ
 まだまだ聴ける。


改めて好きなジャズボーカルを聴いているが非常にパワフルである。
低音の量感も増した。
得意な高音の冴えも歪率の改善で更に素晴らしいものになりました。

自分で作っていながら、電池2本でここまで音が出るのは素晴らしいと思う。
ディスクリートアンプだから達成できたことと思う。

*2010.10.16追記
 歪率を±3V仕様(電池4本)の秋月HPA(OPA2353オペアンプ)と自作A47HPA(MUSES8820オペアンプ)と
 比較してみました。入力周波数1kHz


I_HPA_h2_15

 ・最低歪率は3機種共に同等の0.009~0.008%である
 ・低出力側は拙作のトランジスタ差動式HPAの歪率が良い
 ・高出力側はさすがに電池パワーの大きい2機種が良い。秋月HPAは0.9V程度まで0.009%が伸びている
  しかし、拙作アンプもMUSES8820とは0.1Vとの差である。
  +側、-側の両方に差動増幅回路を置いた成果かな。


【定数&回路変更後の回路図】
I_HPA_h2_12

【変更した試作3号器】
I_HPA_h2_13
終段のバイアス回路修正と定電流回路、差動回路電流を変更している。


回路の電圧、電流、負帰還などのデータは回路変更で取り直しになるので後日である。

さてさて、急いで基板図を修正しなくては・・・!!



テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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抵抗が

すっすごい
飛んでる
うちの OPA2277一発もすごい音がして
聞きながら涙しました。
でも
haigaさんやつを聞いたら
ぶっ飛んじゃうだろうなあ

No title

>花工房さん

はい、「バイオス抵抗が飛んでいます」

ぶっ飛ぶかは自信ありませんが、なかなかすごい音がしますヨ。

急いで基板を作りますので、製作評価をお願いいたします。
全て入手性、価格、作業性を考えた汎用品を用い、作り易さを目指しました。

でも、差動増幅用のトランジスタはオフセットを避けるためにペア選別品が必要です。
今回は部品一式を準備いたします。 よろしくお願いいたします。

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2010/3/17 電子工作をプラスしました。

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